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DX人材育成の課題

2024年8月8日号「日経コンピュータ」誌の、「データは語る」というコーナーで、DX人材育成の課題と自律的な学びの状況に関するデータが紹介されていた。

最も多くの人が挙げていたものが「スキル向上・獲得へのマインドセット」で48.3%、次いで「時間確保のための支援」で43.5%であったという。また、「自律的な学び」の状況については、「自律的に学ぶことが習慣化されている」と答えた人が10.7%(先端IT領域で12.5%)、「自律的に学ぶことを意識して継続している」と答えた人が22.0%(先端IT領域では26.5%)であったそうだ。

おいおい…勉強しなさすぎだろなどというつもりはない。というか、そう言える立場にないのは私自身がよく知っている。自律的に学ぶことを習慣化できているわけではないし、IT業界の他の人と比べてより多くの学習時間を確保できている自信もない。一応、社会人になってからも「自律的に学ぶことを意識して継続している」と言えるように、昨年から資格試験を毎年受けることに決めた。実際に、昨年と今年でIT関連の資格を4つ取得している。とはいえ、その4つとて、ITパスポート(2023年4月合格)、情報セキュリティマネジメント(同2023年4月)、基本情報技術者(同2023年7月)、G検定(同2024年7月)といずれも難易度の低いものばかりである。昨年10月に受験した応用情報技術者と今年4月に受験した情報処理安全確保支援士はいずれも不合格となっているので、勉強不足は明らかだろう。

さて、今年の10月は情報処理安全確保支援士にリベンジしようと思っている。というか、しなければならない。自戒を込めて問い直そう。私にスキル向上・獲得へのマインドセットは足りていますか、と。仕事終了後の時間はたっぷりあるが、そこからの時間確保はできていますか、と。ブログの良いところは「執筆するネタを確保するために否が応でも勉強しなければいけない」というところだ。まずは今月いっぱい、このブログと情報処理安全確保支援士の対策を継続していこうと思う。